我が心、明鏡止水 されどこの掌は烈火の如く
明鏡止水とは
磨き上げた鏡の如く、静止した水面の様に
静かな心の有様を指す言葉だ
この言葉は荘子の徳充符に出てくる
明鏡と止水という2つの言葉を合わせたものだ
まず、明鏡については
「鏡明らかなれば、すなわち塵垢止まらず。止まるはすなわち明らかならず。久しく賢人とおれば、すなわち過ちなし。」の文から
ざっくり言えば
穿った見方をするのは心が汚れてる
と言ったところだ
次に止水
「人は流水に鑑みることなくして、止水に鑑とす。唯、止まるもののみ、能く衆の止まらんとするものを止む。」から
ざっくり言えば
穏やかな心があってこそ他人を穏やかに出来る
と言ったところだ
さて、ではこれがどう人狼に繋がるか、だ
明鏡の考え方は、相手の意見を正確に捉える事
自分の感情で穿った見方をしてしまえば、
相手の正しい姿が見えなくなる
それは村を狼に見たり、その逆も然りだ
役職の真贋についても同じ事が言える
感情に振り回されずに、素直に相手の発言を見る事が大切だ
止水の考え方は、議論の擦り合わせをする時
相手に自分の考えを押し付けるのではなく
相手の意見を聞き、妥協点を探す事がそうだろう
一方的な押しつけは相手の反発を買う
仮に受け容れられた様に見えても、内心では不満が溜まっているだろう
自らが相手を受け容れる事で、相手も受け容れる機会を作る事が大切だ
余談ではあるが、
プレイ中に怒りを覚えることも有るだろう
そんな時はこの言葉を思い出せ
そう、「メンタルリセットォォ!!」